AkaiLab

展覧会会場

2021年1月26日から31日の間、神奈川県、藤沢市民ギャラリーで

開催中の展覧会会場の様子をご覧いただけます。

4年：石井大智

作品名： ヒューマンライズ効果

"ミニチュアライズ効果" をご存知でしょうか？これは撮影した被写体が、まるでジオラマを撮影したかのように小さく感じられる不思議な効果で、一度は目にした方も多いかと思います。

私はその視覚的錯覚を逆手に取り、『逆にミニチュアを設置した風景に"ミニチュアライズ効果"を適用したら、人類のように写るのか？』といった検証・研究を行いました。

その実験結果と素晴らしい湘南海岸の風景をご覧ください。

4年：長井洸太（リンク先は音が出ます）

作品名：ホームライブ

近年の音楽ライブでは、音に合わせた映像や光の演出が多く使われています。自宅で音楽を聴く際、ライブ同様、光の演出ができれば、自宅にライブの参加する楽しみを持ち込めるのではないでしょうか。この作品ではライブ特有の空間を自宅に再現できるよう、曲調に合わせて変化する映像をプログラムによって生成します。音楽に合わせ変化する映像をご覧ください。

4年：野村汰生,　渡邉凪（リンク先は音が出ます）

作品名：StrongTale

新型コロナウィルスが流行する現在、子供たちが外で遊べる機会も減っています。

そんな時、自分たちが子供の頃自宅で遊んだLEGOブロックの記憶 がふと甦りました。そのような思い出から LEGOブロックが自由に動き回り物語を演じる動画を撮影したいと考え、今回の作品を制作しました。

この作品では、ストップモーション撮影、クロマキー合成など様々な映像技術を組み合わせ、表現豊かなアニメーションをご覧いただけます。

4年：平松剛士（リンク先は音が出ます）

作品名：観光プロモーションビデオ　静岡県編、湘南編

この作品は、地方自治体が公開しているPR動画を分析し、観光PR動画を構成する要素をまとめた分析結果をもとに制作しています。

分析の結果から、撮影場所や撮影する際のカメラワークなどを細かく調べ、撮影したビデオや映像に合わせる音楽を挿入すれば誰でも簡単にPR動画が制作できるテンプレートを作成しました。

今回の展示では、私の地元の静岡県にあるさまざまな観光地を自分の足で撮影して作った静岡編と、湘南工科大学の周りの観光地などをまとめた湘南編をご覧いただきます。

4年：堀内俊希（リンク先は音が出ます）

作品名：Permanent　

写真のアルバムや画像を見た際に流れるBGMの提案として、今回の作品を製作しました。ただ音楽を流すだけでなく写真から連想される人の声や環境音を録音し、その音と音楽を組み合わせて製作されています。録音した音のテーマは、私が生活する範囲で聞くことができる音のみです。是非、私が撮影した写真とセットでお楽しみください。

3年：諸星瑛士

作品名：椅子と傘

本作は椅子と傘を合わせた作品です。

ラップで椅子の型を取り、ビニールテープで補強をし椅子の形を保たせ、その椅子の中に傘の骨を入れることで、本来の傘とは一風変わった形の傘を表しました。

本作は「傘をさす」ではなく「椅子をさす」または「椅子を掲げる」という表現のもと制作しました。

様々な形の椅子と傘の組み合わせをご覧ください。

3年：石川詞央里

作品名：Wolf in sheep's clothing（ボードゲーム）

本作はサイコロを振って羊を模したコマを動かしながらゴールを目指す４人用ボードゲームです。

ただ、タイトルにもあるように、狼が羊の皮を被っています。

羊たちが全員ゴールしたら、「Wolf in sheep's clothing」と言いながら、羊のコマを持ち上げて、中に居る狼を確認します。

事前に配られた狼のカードと見合わせ、自分の羊の順位と、狼の順位のそれぞれをポイント換算し、最終的な順位が決まります。

羊の中身は誰の狼なのか、自分の狼は誰の羊の皮を被っているのか、最後までドキドキしながら楽しめるボードゲームです。

3年：功刀宣耀

作品名：思い合う光

この作品は、感染症の影響で、大切な人に会えない状況の中、希望をもって、会えなくてもお互い思い合う人々を表現しました。

本来、水道管というのは、途切れる事なく浄水場から、家庭の蛇口まで繋がっています。

しかし、この水道管は、離れ離れになり、錆びてしまっています。錆は、会えない寂しさを表現しており、寂しい中でお互いを思い合う、人々の心の温かさを、白熱電球の優しく温かい光で表現しています。

3年：丸山雅也

作品名：諸行無常、桃源郷‐現実の幻想‐（写真集）

この作品は、「いつでも、誰でも、どこでも」がテーマとなっている｡単体での写真とは異なり、数をなし、整え、洗練させる｡時間さえかければ、記録できる｡写真ならではの色、瞬間、景色に刮目して欲しい｡どちらの作品も、Nikonの一眼レフD3200と、SONYのデジタルカメラDSC-RX100を使用している｡最新機種でなくとも、現代は美しい写真を記録できる｡ ようこそ、スマートフォンとは異なる映像の世界へ｡

3年：大久保諒, 吉野勇士（リンク先は音が出ます）

作品名：RWY（RAILWAY）

この作品はDaniel de Bruin氏の作品にインスパイアを受け制作に至りました。

作品のデザインにあたり、誰もが幼少期に観た「ピタゴラスイッチ」を彷彿とさせる疾走感が出るよう、コースの設計をしました。無機質な針金から構成された複雑なコースの中を、疾走する鉄球の姿を眺めていると、視覚だけではなく、コースと鉄球の擦れ合う音の刺激とともに、時間の過ぎるのを忘れてしまいます。

3年：水野開

作品名：フタリタビー果肉の騎士ー（漫画）

世界樹が各地を被い荒廃させていく中、世の中に絶望していた主人公は旅人の少女に出会い光を求め冒険することを決意する

気持ちを閉ざした少年が外に出たくなる作品を描きたかった。

冒険ファンタジー漫画